インプラントとは人工歯根のことです。失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復します。 固定性であるため自分の歯のように噛めます。
埋め込んだ部位や個人によって差がありますが、４～７ヶ月程度の治療期間が必要になります。
インプラントは人工物ですので虫歯にはなりませんが、自分の歯が歯周病に罹るように、インプラントの周囲にも炎症が起きます。ですからどのくらいもつかはお口の中の衛生管理に大きく関係してきます。お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合があります。
インプラントは保険治療の適用になっていません。埋入するインプラントの本数など治療の内容により異なりますので、詳しくは担当医師にお聞きください。
基本的には外来処置で済み、単にインプラントを埋め込むだけでしたらあまり大した事はありません。しかし、顎の骨の条件の悪いところへ無理に埋め込む場合は術後に腫れを伴います。